グリーン経営者「熊本宣言」とは
(2014年3月29日、第一回「グリーン経営者サミット」(熊本市で開催)で下記の「熊本宣言」を採択しました)
私たち「グリーン経営者フォーラム」は、2014年3月28-29日の両日、熊本市国際交流会館で「グリーン経営者サミット」を開催し、下記の宣言を採択しました。本サミットは同じ日程で開催された「第8回フェアトレードタウン国際会議in熊本」に賛同し、連動イベントとして開催しました。
グリーン経営の定義: ソーシャル(地域や世界と共生する)、エシカル(倫理的な)、エコロジカル(環境に配慮した)の総和。これらの追究により、それぞれの企業価値を高め、経営リスクを減らし、より持続可能な経営体を目指すこと。
グリーン経営者フォーラム2014 熊本宣言
1) 私たちは、『グリーンな』価値観を企業経営に積極的に導入し、社会の革新を引き起こす存在であり続け、企業価値を高めていくことで、自らの企業や団体をさらに持続可能な存在にしていくことを目指します。
2) そして、業種や規模や地域を問わず、このような『グリーンな』価値観をより多くの企業や団体と共有し、横のネットワークを拡充していくことで、21世紀における、より理想的な資本主義のあり方を追究していきます。
3) 上記の目的を遂行するためにも、「グリーン経営者フォーラム」をこれまでの任意団体から、できるだけ早く一般社団法人化し、経済社会の中での地盤を固め ます。これにより、会員企業や団体のそれぞれが、より持続的な経営を目指すとともに、本フォーラムを「グリーンな経団連」として存在価値を高めていきま す。将来的には政策提言など、さまざまな情報発信をしていきます。
※グリーン経営の12大要素
1)クリーン・エネルギー(脱原発、自然エネルギー推進)
2)第一次産業(農林水産業と連携し、真の自立を支援)
3)パートナーシップ(NPOや地域との協働をテコに)
4)オーガニック(有機農産物やスローフードを奨励)
5)フェアトレード(内外の公正取引を貫く経営を)
6)3R(リデュース、リユース、リサイクルを推進)
7)ダイバーシティ(性差や障がいの有無を問わない)
8)フットプリント(ビジネスによる環境負荷を最小化する)
9)社員を大事にする経営(厳しくも温かいリーダーシップ)
10)ソーシャル・ブランディング(社会との接点を増幅する)
11)インテグリティ(社員や社会に対して誠実であること)
12)健全な財務基盤
グリーン経営者フォーラム 熊本宣言 採択参加者(順不同、敬称略)。
自 然と未来株式会社 代表取締役 星子 文、一般社団法人ゆずり葉 代表理事 清水菜保子、クオリ太陽堂 代表 園田恭子、一般社団法人へきんこの会 代表 山地 竜馬、株式会社ロハスインターナショナル 代表取締役 清水 圭、河津製材所 専務取締役 河津 秀樹、株式会社グリーンナイズ 代表取締役 横山 光紀、株式会社オークジャパン 代表取締役 葉坂 廣次、ギンザのサヱグサ 代表取締役 三枝 亮、株式会社ビッツクリエート 代表取締役 松永 健一、中越パルプ工業株式会社 営業企画部長 西村 修、有限会社あきゅらいず美養品 代表 南沢 典子、株式会社mima 代表 松本 毅史、株式会社ウェル 代表取締役 山本 太郎、山陽製紙 代表取締役 原田 六次郎、白井グループ株式会社 代表取締役 白井 徹、一般社団法人オルタナ 代表理事 泉 俊雄、合同会社ちかけん 代表 三城賢士、にしだ果樹園 代表 西田 淳一、株式会社ミズタホーム 水田 和弘、かねくら株式会社 反後 人美、畑まるごと有機生活 田上 大志、株式会社レジナ 代表取締役 土田直樹、ラブランド 代表 明石 祥子、三和文化企業株式会社 代表 窪寺 洋一、屋久島・大屋根の会 浦田 功、WAKUWORKS一 級建築事務所 和久 倫也、ロハスメイト 奥山 眞理子、株式会社福市 代表取締役 高津 玉枝、株式会社ハート・ラボ・ジャパン 代表取締役 知識 茂雄、株式会社エイブルデザイン 取締役会長 土屋 修三、一般社団法人モア・トゥリーズ 事務局長 水谷伸吉、株式会社ワイスワイス 代表取締役 佐藤 岳利、松下生活研究所LLC. 代表 松下 修、株式会社オルタナ 代表取締役編集長 森 摂